〜那須の観光情報〜
投稿日2022年9月15日
おはようございます、昨夜からの雨も上がった那須高原、ペンショントワイライトよりオーナーがお送りしております。
先日、まだ夏の名残のある晴れた日に那須の山に登ってきました。グリーンシーズンもそろそろ終わりに差し掛かり、那須岳の姥が平では今月下旬ごろには那須で一番早く紅葉が始まります。
綺麗な紅葉を見に多くの方々が訪れるわけなので、今日は茶臼岳登山について紹介しますね。ぜひ参考にしてみてください!
まずは那須岳の登山マップです。初めての方はよく見ながらお読みくださいませ。
那須岳登山マップはこちら。
PDFダウンロードはこちらから。
さてそんなこんなで、先日私が登り始めたのは15:00からでした!おそっ!
紅葉にはまだ早いこの時期、目的は「綺麗なサンセットを見ること!」
と言いつつも、14:00頃には雲が出ていて、茶臼山頂は雲隠れ。どうなるかなと思いつつもとりあえず行ってみます。
今の時期ですと17:20頃に日没となりますので、私が「サンセットの名所」と勝手に呼んでいる峰の茶屋に17:15に到着していることが目標です。
コースは
峠の茶屋ー峰の茶屋ー茶臼山頂ーロープウェイ側に降りて牛が首へー峰の茶屋ー峠の茶屋
という、茶臼山頂経由でちょうど山を一周するコースとなります。初心者さんだと結構歩き甲斐のあるコース、中級者以上の方にはお散歩にちょうどいいコースかと思います。
ではここから写真でご紹介!!
まずは峠の茶屋駐車場に登山口があるのですが、実はトイレが新しくなりまして、すごく綺麗になりました!!
洋式便器なんかは温水シャワー付きトイレだし、山のトイレが汚いのはもう過去の話なのか・・・
那須連山は山に入るとトイレがありませんので、必ずここで済ませていくことをおすすめします。
登山前に情報をチェックしたり待ち合わせにも便利な待合室もできました!
地形図ベースの登山マップも掲示されていますので、地図を持ってきてないと言う方はぜひここで写真を撮っていくといいと思います。
準備ができたら出発!
ここから樹林帯を抜けるまでひたすら登りなんですが、結構急な斜面なのでゆっくり焦らずにいくと良いでしょう。
20分も歩けば中の茶屋という場所で樹林帯から抜けて、高山に来たような風景に変わります。
心配だった天気も、どうだこの晴れ間!!
登ってみると晴れてるとか、結構ありますよね!
そしてさらに20分ほどで峰の茶屋避難小屋へ到着。
登ってきた道を振り返り下界を見下ろしながら休憩するといいでしょう。
ここから茶臼の山頂を目指します。40〜50分も見積もれば到着できると思います。
時間があったのでお鉢巡りも。
この途中から見る那須連山の景色がすごく好きです。
この日の茶臼山頂は風も穏やかで、誰もいなくて完全な静寂に包まれていました。
なんだかすごくゆっくり休憩してしまい、パワーをいただけたような気持ちになりました。
ここからロープウェイ側へ降りてゆきます。
そうそう、ロープウェイで簡単に来れるからって、ハイヒールとかはやめた方がいいです(笑)
登るのはなんとか登れちゃうかもですが、下りは結構危ないです。
こういう岩の斜面がずっと続いていますから、最低でもスニーカー(できればトレッキングシューズを推奨)でお願いしますね。
ちなみに、那須山にはトイレがないと先述いたしましたが、ロープウェイの駅まで行けばトイレがあります。万が一の時はここまでいくと良いでしょう。
トイレには用がなかったので、ロープウェイ駅までは行かずに、途中を牛ヶ首方面へ。
ここからは緩やかな上り基調の道が続きます。植生も割とあって、可愛らしい高山植物もたくさん見られますよ。
9月の花はリンドウですよね。那須町の花にもなっていて、登山道のあちこちで見かけることができます。採取禁止でお願いしますねw
そして牛ヶ首までくると、那須で一番最初に紅葉が始まる姥が平が見下ろせます。
まだ紅葉には早いようでした。例年ですと9月下旬から色づき始める感じです。10月3連休あたりまで見頃ですが、激混みですのでこの記事最後のinformationを読んで対策してみてくださいませ。
牛ヶ首から峰の茶屋までの道は、夕暮れ時に歩くのがとても好きです。
左手にいつでも夕焼けが広がっていて、裏那須三山の稜線もきれいで。この日は多少雲がありましたが、それもまた良い・・・
それにしても前に来た時より樹木が育っている気がします。
こんなところにあったっけ?というものが、あったんでしょうけどそれが大きくなっているというか。火山に植生が復活していく過程を見ているのかもしれませんねぇ。
それに、人間が作る人工物も新しくなっていました。しばらく前に土砂崩れで崩壊した部分に新しい橋が架かっていました。
夕日をバックに撮ると、天国へ行けそうな橋ですね(笑)
そして峰の茶屋に到着!16:50頃でした。
インスタントのコーヒーを沸かして、サンセットを眺める至極の時間・・・!
しかも他に人がいないので、独り占めできることが多いのがこの場所の好きなところ。
17:25に日没を迎え、それと共に雲が広がってきましたのですぐに下山しました。
登山口までは30分ほどで着きますが、暗くなってくるので足元注意、ヘッドライトや手元灯は必ず用意してください。
※基本の登山装備は当然持っていく前提です。
紅葉のハイシーズンの登山、実は午前中がすごく混むので、日の出前から行動して駐車場争奪戦に参加するか、今回紹介した午後から登山で混雑を避けて紅葉を見にいくか。私は午後から登山をお勧めします。なぜかといえば、姥が平から見る那須岳西側斜面に午後の太陽光が当たってより良く見えるから。朝早く行くと影になっているか、陽が出始めると逆光になって写真が撮りにくかったり。午後はいいことづくめなんですね。
今回行ったコースの場合は15:00から登り始めてハイペースで散歩してますが、13時頃から登り始めると余裕を持って歩けると思います。混雑するハイシーズンの場合は今回紹介したコースから茶臼山頂行きをカットして、峰の茶屋から牛ヶ首へ向かい、姥が平へ降りるのがスケジュール的にもいいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいませ。
まずは駐車場ですね。
登山に使いやすいのは峠の茶屋駐車場です。登山口がすぐなので、ここから登り始めます。
紅葉シーズンはすぐ満車になってしまうので注意が必要です。
平日なら朝6:00までに行けばおそらくは停められると思います。時間が遅くなるにつれて満車確率は高くなりますのでご注意ください。
もし満車だったらすぐに諦めましょう。少し降りたロープウェイ駐車場、そこもダメなら大丸駐車場と登山口から遠くなりますが、停められることを最優先にした方がいいと思います。一番遠い大丸駐車場でも、登山道を歩けば割と短い時間で登山口に辿り着けます。
そしてもし、最混雑の10月の3連休に紅葉登山をするのであれば、最初から大丸駐車場狙いがいいかもしれません。大丸より上に進むと、渋滞していた場合に折り返して降りてくる事が難しいからです。最悪2時間ハマるとかw
まぁこれは午前中に行動した場合の話です。午後になるとかなり混雑も緩和されていますので、姥が平だけ見たい方は午後から登山でも全然楽しめますよ。往復4時間あれば充分行って帰ってこれるはずです。
秋の紅葉・那須岳登山関係の過去記事もあります!
那須岳の紅葉2021!9月30日の姥が平の様子です。https://plaza.rakuten.co.jp/twilight100/diary/202110010000/
紅葉2020レポート!姥が平の紅葉がピークを迎えています。https://plaza.rakuten.co.jp/twilight100/diary/202010070000/
那須の山中にある隠れ温泉宿に泊まってみよう。(2019年10月11日執筆)
山は本当にいいですね!
ぜひ日頃の疲れなど吹っ飛ばしに、那須岳登山にチャレンジしてみてくださいませ。