〜那須の観光情報〜
投稿日2025年5月9日
おはようございます、今朝は曇りの那須高原、ペンショントワイライトよりオーナーもっちがお送りしております。
昨日は5月8日!風も穏やかな快晴の日に那須岳の開山祭が行われて、今年も山のシーズンが到来いたしました!
観光協会のXより!たくさんの参加者で賑わってますね!
おすすめコース「チャウイチ」!
私は午前中少しやりたいことがあったので開山祭には行かず、夕方から「サンセットチャウイチ」へ出かけて来ました!
「チャウイチ」ってなんやねんw
峠の茶屋登山口→峰の茶屋→茶臼山頂→ロープウェイ側へ降りて→牛ヶ首→無間地獄→峰の茶屋→峠の茶屋登山口
で茶臼岳をぐるりと一周できます。逆回りでもOKです。
この茶臼岳一周コースを「チャウイチ」って呼んだら流行るかな?という感じでw
琵琶湖一周をビワイチと呼ぶ、あの感じでどうですか!?
那須岳登山マップはこちら。
PDFダウンロードはこちらから。
夕暮れの時間のチャウイチで「サンセットチャウイチ」ってことにしようかと思います!
今日はそんなチャウイチの写真と、登山道の残雪の様子などを写真で紹介しようと思います。
峠の茶屋登山口から、登山開始!
登山口駐車場着が15:50頃でしたので、大体16時頃から歩き始めました。駐車場はガラガラです。
実は登り初めの森歩きが一番しんどかったりしますよね。
その森の登山道が、まだまだ残雪で滑りやすく、注意が必要です。
しかしゆっくりでも20分ほど歩けば中の茶屋という森が切れる場所に出て、この場所からは一部を除きほとんど雪はない感じでした。
朝日岳方面の登山道も残雪がある感じですね。
そして峰の茶屋直前のトラバース地帯も例年通り残雪ありです。
しかし今年は気温が低いのか、いつものこの時期に比べて残雪が多いように思いました。
そして峰の茶屋避難小屋到着!!山で何かあったときはここに避難してくださいね。
ここから少し茶臼岳方向に登ると、視界が開けて西側の山々の絶景が見渡せます。
空もキレイ!!なんだかんだでここからの景色が一番好きかも。ここにサンセットだけ見に来るのもオススメです♪
茶臼岳登頂からの、ロープウェイ側下山、そして牛ヶ首方面へ!
そして今日はチャウイチってことで、茶臼岳へ登りましょう!ひとり開山祭でもあります。
茶臼岳方面は登山道には残雪ほぼなし!通常通りのゴツゴツした岩場歩きが楽しめます。
そして山頂到着!!
山頂には那須岳神社があり、開山祭はここで行われました。夕方は誰もいないので、一人でお参りです。山の安全と、これからの世界の平和と調和を願いました。
山頂からの眺め!快晴ですね。
風はけっこう冷たくて、山頂でモグモグタイムなど長居する場合は防寒着を着た方がいいでしょう。汗が冷える前に着込んでくださいね。
そして下山!下山道は来た道ではなく、ロープウェイ側へ。けっこう急な下りで、ざらざらした滑りやすい場所もあるので気をつけてください。
途中、茶臼岳の影!麓の景色も楽しめます♪
ロープウェイまで降りきらず、途中の分岐を牛ヶ首方面へ。
しかしここでなんと雲が急に出て一気に曇り空!
かなりガスってしまいました。
しかしガスった山は、なんとなく天国に来たような感覚になります。この世とあの世の境に迷い込んだような、神々しく、神秘的な雰囲気。
そして牛ヶ首到着!
ガスガスかなと思っていましたが、太陽は薄陽が射していました。
ここから「茶臼岳サンセットロード」へ!
牛ヶ首から峰の茶屋までの道を、私は「茶臼岳サンセットロード」と勝手に呼んでいましてw
ここからずっと、峰の茶屋に着くまで、夕焼けに照らされて道がオレンジ色に染まるんです。夕方の山散歩で一番好きな道です。
この茶臼岳サンセットロード上にあります、茶臼岳名物の噴気口がある無間地獄付近。
ここにはかなり長い残雪上のトラバースがあります。
足を滑らせないように注意して進んでください。
ここをクリアすれば難所はほとんど無く峰の茶屋に至ります。
一箇所だけ、従来の登山道に架かっていた橋が土砂で押し流されていました。難なく通過できますが、注意してください。
夕陽に染まる山々、そして雲。美しい時が流れています。
そして峰の茶屋到着は18:20。日没とほぼ同時刻でした。太陽は早く雲に隠れてしまったし、残雪の下山道ですので、少しでも明るいうちに下山開始しました。およそ30分の下山道、登山口に着く前にだいぶ暗くなるのでヘッドランプは必携です。
2025年、5月8日の茶臼岳はこんな感じでした!
今年も安全に楽しい登山シーズンをお過ごしください!
【山での遭難事故を防ぐために。】
山では天候急変や急な冷え込みによって命に関わる低気温になったり、特に那須岳では日によって物凄い強風が吹いたりします。
私自身、麓の気温35℃の7月猛暑日の日に、峰の茶屋避難小屋付近にてダウン&アウタージャケットを着込んでいた経験もあります。夕方、風が強い日でした。
装備の中でも特に防寒具に関しては「春も夏も秋も関係なく、かなりの低温に対応できるものを必ず入れておく」という感覚は必要です。
那須岳でも毎年数件の遭難事故が発生しております。今一度安全登山のための装備と技術を確認してくださいませ。
【参考サイト】
日帰り登山を安全・快適に楽しむために必要な基礎知識や基本装備をご紹介(モンベル社のサイトへ飛びます)
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那須岳登山マップはこちら。
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