アトピー、アレルギーなどに悩む人が多くなっている現実。
食の安全性がニュースで話題になることが多い昨今。
もはや他人事ではなく、しっかりした食べ物を選ぶことが大切だと感じています。
市販の製品に含まれる添加物、野菜に使われる農薬。
こうした化学物質が過度に使われている現代の食物事情が、多くの人の疾患につながっているのではないか。わたしはそう考えていますし、実際にそう指摘するお医者さんもいらっしゃいます。
昔は少なかったアレルギーの子どもが、今はとても多い。食事を提供する側として、アレルギー物質の除去食の相談が年々多くなってきたと感じています。
食品添加物が人の免疫や身体機能を弱らせ、農薬が癌を生み、食べ過ぎが成人病はじめさまざまな病の根源となっているとしたら・・・我々は食についてもう一度真剣に考えなおさないといけないのではないか。
さらに、日本の食料自給率は40%を下回っているのに、食品ロス、つまり捨てる食材がとても多いのが問題となっております。大手ホテルや外食チェーンなど食の現場では食べ残しや余った物、期限が切れたものは捨てるのが当たり前になっています。このように食に対する感謝が薄れてきているから、日々の食にも意識が向かないのではないか?今食べているものが何で出来ていて、誰がどんなふうに作っているのか、もう一度考えてみる必要があるのではないか?
まずは作り手に感謝して、目の前の食事をいただくこと。そして「足るを知る」こと。
いただく食事が明日の心とカラダを作り、健康を作っていくということ。
日本人は、もう一度この原点に戻らないといけないと思いませんか。
「いただきます」
「ご馳走様でした」
命をいただくことのありがたさと、食事を用意するために「馳走」してくれた作り手への感謝をこめたこの言葉を、ぜひしっかりと噛みしめていただきたいと思います。
当館の食事は、自然由来の塩、油、調味料を使用し、現状、地元で可能な限り手に入る有機無農薬の野菜を使用して、ご用意いたします。現代の資本主義社会で生活をしていると、化学物質を使った市販品のすべてを避けるのは困難かもしれません。でも、少しづつ闘うことはできる。
アレルギーやアトピー、その他の病に悩む方が、安心して食べられる食事を提供すること。
そして、今の健康を損なうことがないような食事を提供すること。
これがペンショントワイライトの資本主義との闘いです。
グローバル化の名のもとに、失われた大きなもの
ペンショントワイライト
〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙600-22 Tel:0287-78-1174 mail : info@p-twilight.jp
食のあり方と、健康と、暮らし方と。
食を選ぶことは、いろんな事につながります。
外国産の小麦粉。皆さんパンや麺などを通して、毎日のように食べているのではないでしょうか。
でも、この外国産の小麦粉には「ポストハーベスト」という農薬がかけられているのはご存知でしょうか?収穫後、海を超えて輸送される際に、虫やカビがつかないようにかけられる強力な薬品が通称「ポストハーベスト」。これを使って食品を作ると、薬品もある程度そのまま食べることになります。
外国から小麦粉を輸入するということは、国内産の小麦粉が売れなくなるということです。
外国産のほうが安いから、皆さん安いものを買いますよね。だから国産は売れなくなります。そうすると、国産の小麦粉は生産しても売れないからどんどん淘汰されていきます。国内で生産されない=国内の食料自給率が下がるということです。
しかも、小麦粉で作ったパンや麺類を食べたら、普通の人はお腹いっぱいになってお米を食べなくなります。外国産小麦粉を輸入するということは、国産のお米も売れなくなるということです。すると、国産のお米を生産している農家さんもどんどん淘汰されていきます。
今の話の中で、どれくらいの人が淘汰されたのでしょうか?
淘汰=職を失うという意味だと思ってもらえばいいと思います。
健康にも良くない農薬まみれの粉を安く買って、国内の経済や生産形態を破壊して、失業者を増やし、病人も増やす。これがグローバル化の実態です。安い食、安い服、安い労働力・・・安いものは外国からたくさん入ってきてますね。そして、今の日本があります。
長時間労働で賃金もろくにもらえず、生活するのもやっと。安い粗悪な食品を貪り、健康を害し、やがて病に倒れる。病人が増えると社会保障費が増えるから、健康な人にも金銭的な負担がのしかかり、経済的な負担から子育てもろくにできない。子どもが増えないから年金の受給額が減り老後の生活もままならない、未来の担い手も少なくなる・・・。気づけば子どもに本来伝えるべき日本の文化や伝統、食糧の生産方法も淘汰されてしまっていて、作り方・食べ方・保存の方法も全然伝わっていない・・・。外国に頼らないとご飯も食べられない・・・。
外国産の安い粉を選んだところから、ここまで繋がっていると考えるのは、果たして大げさでしょうか?
今、もう一度「日本の食」を選びなおすこと。
そして「健康」を取り戻すこと。そのための「菜食」であります。
普段の生活でも旅先でも、この国で正しく生産されたものを選ぶことが、未来に繋がるのではないかと、わたしはそう思っております。
ペンショントワイライトでは野菜も米も器も、出来る限り地元、もしくは県内・国内の生産者さん・作家さんから購入し、「ローカル化」を目指します。外国の経済を潤すことより、国内・地元の経済を潤すこと。これが、この国の本来の素晴らしさを取り戻すために誰もができる方策だと思います。国産のちゃんとした正しい物、買って応援しませんか。
ペンショントワイライトの畑で元気に育つ、無農薬・無化学肥料のほうれん草。
地元産の安心お肉を使った加工肉が売ってます。
外国産より高いですが、こちらを選ぶことが大切です。
これからの日本を立て直すための、基地となる。
食を選び、健康を取り戻し、経済を立て直す。より良い社会を作るための礎が、やはり食なんじゃないか。
日頃の生活に疲れて、旅先に那須高原を選んで癒やしを求める人々にちゃんとした健康的な食事を提供することが、ペンショントワイライトができる社会貢献なんじゃないか。
うるさい前置きが長くなりましたが、こんなところがコンセプトでございます。
今の社会って疲れますよね。お金や経済・会社の売上が優先で、人の健康も幸せも無視、とどまるところを知りません。自分で抜け出すしか無いんです。わたしも東京勤めで朝から晩まで働いてましたが、そこから抜けだして田舎でのペンション経営を選びました。自分で選んで自分で行動するしか、抜け出す術はないんですよね。
本当のおいしい食事が摂りたくなったら、那須に来ればいい(できれば当館に)
仲間と楽しい時間を過ごしたかったら、那須に来ればいい(できれば当館に)
のんびりと自分だけの時間を作りたかったら、 那須に来ればいい(できれば当館に)
今の社会で闘う戦士たちの、癒やしの場、デトックスの場、充電の場。
トワイライトに無農薬の畑と作物があるのも、カラオケスタジオがあるのも、居心地が良くて綺麗な部屋があるのも、マンガやファミコンがあるのも、厳選素材の体にいい食事があるのも、すべて現代社会で闘うあなたのため。滞在中のふとした瞬間に、この社会を幸せに生きるための知恵や考えが得られるかもしれない。
”「たかが一晩」を過ごす宿だけど、「人生を変えた一晩」になった。”
そんな場所になれたら良いと、心から思います。
ぜひ当館で「デトックス」、してみてくださいね。
ペンショントワイライト オーナー 倉持雄樹