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トワラ農園日記

いよいよ自分で作ったお米を
実食してみた話(・∀・)

投稿日 令和3年12月22日

おはようございます、早いもので冬至を迎えた那須高原、ペンショントワイライトよりオーナーがお送りしております。

那須高原ペンショントワイライトはどんな宿?→HPへ!

寒くなって雪も降る季節です!那須の冬はスタッドレスタイヤが必須ですので、ご旅行の際にはぜひ装着してきてくださいませ。いつ積もるか分かりませんから。

さて先日ようやく、今年育ててみたお米の実食をいたしました!!

10月の稲刈り後、11月中旬くらいまではざ掛けして乾燥させたお米。話はこれを脱穀するところから始まります。

脱穀とは、稲ワラからお米を外す作業です。外れたものが種籾、籾に入った玄米ということになります。

脱穀するのに必要なのが、脱穀機!近代農業ではコンバインで刈り取りから脱穀まで一気にやってしまう作業ですが、体当たり農業野郎の僕みたいな奴はもちろんアナログな作業です。いつもお世話になってるタケシファームさんから足踏み式脱穀機を借りてきました!!

足で踏むとピンの付いたドラムが回転して、そこに稲ワラを当ててお米を外していきます。

初めてでしたが、なかなか楽しい作業でした!ウチの量でも2日かけて脱穀です。

こうして外れたお米をふるいにかけて、又は箕で煽って、余計な葉っぱや茎とお米を分けます。大雑把に分けて、ここでできる作業はここまで。

そして後日、タケシファームさんの軒先と農機具をお借りして、いよいよ籾摺り作業です。籾殻を外して玄米を出す作業ですね。

まずは大雑把に分けておいた籾を、唐箕にかけて風選していきます。

重い籾は下に落ち、草や茎の軽い部分は風で遠くへ飛ばされて分けられていきます。

選別した籾こそがしっかり中身の入った子達。これを籾摺り機にかけていきます。

タケシファームさんの新兵器、籾摺り機はメッチャ使える子でした!
籾殻と玄米に綺麗に分けてくれます!

こうしてついに、トワラ米は食べられる状態になりました(^^)
あれだけ頑張ったけども、可食部はコシヒカリが17kg、ササシグレは13kgという結果に。うーむ、初めての米作りですから、まぁこんなもんか。来年は収量アップを目指してリベンジしたいと思います。

そして帰宅後、いよいよササシグレの実食です( ◠‿◠ )

まずは精米して純白の白米に!

そして炊き上がり!ツヤツヤの仕上がり♪

そして実食!!

うむ、さっぱりとした甘みと食味!

ササシグレは糖質が少なめで、体への負担も少ないのですが、コシヒカリを食べ慣れている現代人には少し物足りない感じもするかもしれませんねぇ。

その代わり魚介との相性が抜群という、お寿司屋さんも求める幻のお米だそうです。

てなわけでこの日のおかずはご褒美のお刺身をチョイス。

お米とすごくマッチします!ネタの風味の邪魔をせず、アッサリしたお米の良いところが引き出される感じですね。

一人で最初から最後まで世話をしたお米、極上の美味と喜びと感動を頂きました( ^ω^ )

これにて初めてのお米作りは終了です。あとは味噌作り用に米麹に加工したり、冬の仕事もありますね。

来年も米作りを楽しんでみようと思います(^-^)

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