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〜那須の観光情報〜

那須岳紅葉情報!2023年10月12日の姥が平の様子。

投稿日2023年10月13日

おはようございます、今朝は冷え込みましたがよく晴れている那須高原、ペンショントワイライトよりオーナーもっちがお送りしております。風もなく穏やか!

那須高原ペンショントワイライトはどんな宿?→HPへ!

姥が平へ、ロープウェイを使って行ってみた!

昨日も夕方から茶臼岳西麓の紅葉の名所、姥が平へ色づき具合を見に行ってきました!
山のすぐそばに住んでいるとサッと行けるのが最高だなと改めて思います。

ロープウェイの15時40分発に乗ってきましたので、ついでにご紹介いたします。

↓ロープウェイ山麓駅。この周りに駐車場もあり、登山シーズンは混み合います。

↓改札付近。駅構内にはお土産屋さんや、軽食が食べられるお店もあります。

↓車内からは夕焼けに染まる朝日岳〜鬼面山が眺められます。

↓かなりの高度感があります!

↓山頂駅の展望台!麓の街があんなに小さく、絶景が見下ろせます。

↓帰りの下り便に乗りたい方は最終便の時間にご注意。この日は16時20分最終でした。

↓山頂駅外観!山頂駅にも飲食店、自販機、トイレなどがあります。

那須岳ロープウェイについては、公式HPをご覧ください!
登山者に嬉しい、毎日のリアルタイム情報はX(旧Twitter)でスタッフさんが呟いてくれています!

山頂駅から、山歩きに出発!

準備をしてから、山頂駅からさっそく姥が平方面へ出発!!

↓牛が首方面・茶臼山頂方面への分岐点。

観光スタイルの方はせいぜいここまでです。これより先は登山用の靴や装備が必要です。

↓ここからでも振り返れば山気分味わえますよ♪

↓私たちはここから牛が首・姥が平方面へ向かいます。

↓この日は那須高原ビジターセンターのセンター長とご一緒しました。

↓そして16:10頃、牛が首に到着!!ここから見上げる茶臼岳の西側は急峻な岩山でかっこいいですね!

この日は夕方からだったので、姥が平までは降りずに牛ヶ首付近から見下ろすだけでした。

それでも見頃を迎えた姥が平はかなり綺麗な景色が広がります。

実は夕方のこの場所は、夕陽が当たってより赤く紅い紅葉風景となるのでおススメです。
10月の紅葉の時期であれば、15時30分頃までには姥が平で紅葉風景を楽しみ、16時20分には牛が首に上がりきっていれば、17時ごろの日没には峰の茶屋に着きます。姥が平から牛ヶ首は結構ヘビーな上りです。30分から40分はみるといいと思います。

※夕方登山の場合、ロープウェイの営業はもう終わっていますので、必ず峰の茶屋から峠の茶屋へ下山してください。

それにしても寒い!!西からの強い風は相変わらずです。アウターを着込んで帰路に着きます。

※山では時間帯、気象条件によっては真冬並みの寒さです。山に行く時は季節問わず、レインウェアはもちろんダウンやフリースなどの防寒着を持っていきましょうね。汗冷えを防ぐための汗対策も重要です(蒸散機能性の高い下着を使う、汗をかくような激しい歩き方をしない、汗をかくような行動中は薄着にするなど)。

最後に峰の茶屋でサンセットを拝みます。
昨日は雲が少しあって、こういう日は空の表情が豊かで綺麗な夕焼けになりますね。

感動!!そして最高の1日に感謝!!

ちょっと寒かったので峰の茶屋避難小屋で少し休憩&下山の準備をしてから、下山し始めました。
※峠の茶屋に降りる頃には真っ暗になります。ヘッドランプは必携ですのでお忘れなく!

来週中頃までは姥が平の紅葉を楽しめるのではないでしょうか?
ぜひ秋の紅葉登山を楽しんでみてください!

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2023年10月7日に、那須連山朝日岳付近で残念な遭難死亡事故が発生しました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
この日はかなりの悪条件でした。
山では天候急変や急な冷え込みによって命に関わる低気温になったり物凄い強風が吹いたりします。
私自身、7月猛暑日の麓の気温35℃の日に、峰の茶屋避難小屋付近にてダウン&レインジャケットを着込んでいた経験もあります。夕方、風が強い日でした。
そう考えると、装備の中でも特に防寒具に関しては「春も夏も秋も関係なくかなりの低温にも対応できるものを、季節関係なく入れておく」という感覚は必要です。
実は夏の山での低体温症も多いのですから。冬山に関しては言わずもがな、です。

装備を今一度確認して、

・ルート上の危険は把握しているか?
・天気はどうか、今は良くても予報はどうか?
・防寒対策はしっかりできているか?
・何があっても自力で帰ってこれるか?
・万が一動けない状況になっても救助が来るまで命を繋げるか?

よく考えた上で登山に挑んでください。
救助は今回の事故のように、すぐに来てくれるとは限りません。一晩ビバーク(野宿)しないといけない状況もありえます。
那須岳を歩いていると、「この人大丈夫か!?」と思う装備や服装で登山してる人も見かけます。観光登山エリアの宿命かもしれません。
この機に、各自がしっかり「山は危険と隣り合わせであること」を意識して、美しい山を楽しみましょう。
登山というレジャーを紹介している以上、今後は当館ブログでも啓発に努めていきたいと思います。

【参考サイト】
日帰り登山を安全・快適に楽しむために必要な基礎知識や基本装備をご紹介(モンベル社のサイトへ飛びます)

無雪期登山装備品リスト(モンベル社作成)

那須岳登山マップはこちら。


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